結論
それは現代社会独特の環境が原因で人間のコミュニケーション能力を低下させているからです。
現代独特の環境とは?
核家族化
昔は3世代家族が多かったですよね。おじいちゃん・おばあちゃんがいて
お父さん・お母さんそして子供たちと。
子どもたちは学校から帰ってきたら誰かが家にいて
「ただいまー--」っていうと誰かが「おかえりー--」ってね。
子どもは友達と遊んだことや学校での出来事を家族に話し、大人は子供のはなしに耳を傾けるという
自然のコミュニケーションが多くの家庭で見られていました。
しかし現代は核家族化が多く子供が帰ってきても「おかえり」って言ってくれる人がいない。
子どもが安心してコミュニケーションをとれる家族がいないという環境が増えてきています。
これは昔と状況も変わっているし、共働きも増えているからなんです。
私も子供が6歳小学校にあがるまえに夫を亡くしましたので、一人で働いていました。
生活の為仕方ないですよね?初めは学童に行かせてたのですがなかなか合わなくて・・・
低学年までは早く帰らせてもらっていたけどそのあとはかぎっ子にしていました。
ごめんねって思いはありましたが私が働かなくてはだめだったんです。
人は他の人と関わる中でよい人間関係の築き方を学習します。
なので核家族化は子供たちのコミュニケーション学習の経験が得られにくい環境を作り出してしまったのです。
競争社会
競争社会もこどもたちのコミュニケーション能力に悪影響を及ぼしています。
最近は学校から帰ってきても塾や習い事で忙しい子供たちが増えています。
そして「成績」に執着しすぎて友達を「ライバル」としてしか見ることができない
子どもたちも増えています。
この競争社会は子供同士の豊かなコミュニケーションを築きにくい環境を作り出しています。
だからこの環境はお互いの気持ちを理解し合ったり、自分の気持ちを相手が傷つかないように
伝えるなど大人になってから必要になるコミュニケーション能力が育ちにくい状況だと言えるのです。
まとめ
どうして人の気持ちがわからないのか?
それはあなたに問題があったり、あなたが劣っているからではないのです。
今回はこの事が一番言いたかった事です。
現代の環境がコミュニケーション能力が育ちにくい環境だということ。
それだけわかってもらえたらうれしいです。
もし人間関係で悩んでいる人がいたらこれを読んで少しでも心が
軽くなってもらえたら嬉しいです。
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