どうして寅と毘沙門天?
この毘沙門天が初めて人の前に現れたのが「寅の日・寅の刻・寅年」だったからです。
名前の由来は?
梵語で「ヴァイシュラバナ」からきていてこの訳は多くの説法を聞くという意味もあり「多聞天」とも呼ばれています。
原形は北方を守る財宝の神「クーベラ」が由来とされ、財宝を分け与える意味から「施財天」とも呼ばれています。
毘沙門天って何の神様?
毘沙門天は七福神の中の一人で福の神です。
毘沙門天のご利益は?
毘沙門天のご利益は金運・開運・商売繁盛・勝運(合格祈願)・健康長寿・厄除けなど、またこの毘沙門天を信仰すると得られる10
種もの福があります。
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①無尽の福(尽きることのない福)
②衆人愛敬の福(みんなから愛される福)
③智慧の福(智慧によって物事を正しく判断する福)
④長寿の福(長生きする福)
⑤眷属衆太の福(周囲の信頼に恵まれる福)
⑥勝運の福(勝負事に勝つ福)
⑦田畠能成の福(田畑を豊作に導く福)
⑧蚕養如意の福(家業が成功する福)
⑨善識の福(良い教えを学ぶ福)
⑩仏果大菩提の福(悟りを得られる福)
これは「毘沙門天王功徳経(びしゃもんてんのうくどくきょう)というお経に書かれています。
この功徳(ご利益)を得るには参拝時真言(マントラ)を唱えます。
毘沙門天の真言は「オン ベンシラ マンダヤ ソワカ」で3回、7回、21回、108回唱えるのが良いとされています。
七福神の中の中でも福の数の多さは一番です。
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まとめ
来年2022年1月1日が寅の日で「初寅」になります。
もうすぐお正月です。初詣に毘沙門天さんをお祀りしている神社やお寺に行ってみるのもいいですね。
特に受験生は合格祈願にいかがですか?
守護ナンバーアドバイザーゆき
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