お付き合い人が長男でした。
もう何十年も前の話です。当時付き合い始めた人が農家の長男でした。その頃は今みたいに携帯もなく、連絡は家電でした。
いつもは向こうからかかってくるのですが、何かのタイミングで私がかけた時お母さんが出られて一言
「同居できないのやったら別れてや」でした。
その時の私はまだ何もわからない時だったのでわかってます。と言いました。
結婚後初めに言われた事
結婚後初めに義父に言われた事
「息子は何を言っても血がつながってるけどお前はわがままは許さんから」
当時23歳の私にこれって!ありですか?
田んぼを作っている家
私の家は田んぼを作っていなかったのでその大変さもわからなく、だいたいはお父さんがやって手伝いぐらいと聞いていたのでそんな
に心配はしていませんでした。すぐに子供がおなかにできました。それでも苗箱洗いなど手伝いました。早朝の薬やりもし、米の出荷
の時には軽トラに30キロの袋を乗せて運びまた下ろし、農家は大変でした。
子供のお宮参り
お宮参りと言ったら
こんな感じを想像しますよね?
でも私は自分の子供の一生に一回のお宮参りにいけませんでした。
なぜだと思います?
それは子供を産んで体の血が変わってけがれているからは?けがれてる?私が?頑張って産んだ私がけがれてるの?
なんで産んだ私が自分の子供のお宮参りにいけないのか????でした。
旦那になんで私はいけないの?って聞いたら「おかんがそう言ってるから」私はなんなんですかね!
後にパートで働いた会社でセミナーがあってこれは血のけがれ差別だと知りました。
昔は産んだら血が変わってけがれてるから神社の鳥居をくぐれないとか なんですかそれって思いました。
これだけは取り返しのつかない一生の悔いです。
その他言われたことをまとめてみました。
①新婚旅行から帰ってきてそのまま同居
ごはんはまだお母さんが作っていたので私は何をするのかお金はどうするのかわかりませんでした。
↓
「全然買い物行かないね」 ごはんの用意買いに行くの私か知らないし・・・
②旦那とお父さんが田んぼの事でもめて出ていけって言われたからアパートに出ようと荷物まとめていたら向こうの部屋で
↓
「息子は嫁のいいなりになってる」
③アパートに引っ越す時
↓
「家の相続は一切しないと一筆書いてくれ」
④旦那に親がこんな事言っていたって言ったら
↓
「俺に言うな」 じゃー誰に言うねん! 自分の親にも言えず・・・
⑤旦那にも色々言われました。
子供が産まれて家にいると遊ばせてやってると言われ、休みの日はどこか連れて行ってやってるやろ!と言われ
結婚後私の実家に忘れ物を取りに行くとなんで毎回毎回帰らなあかんの!と言われ、私のお父さんが買ってくれたトースターを帰って
きてみつけると押し入れに入れとけ!さすがにこれは腹が立ったので実家に持って帰るとお父さんが旦那に怒りました。そしたらその
夜から「なんで俺が怒られなあかんの!」と1時間おきに起こされて言われ続けました。
当時は耐えられませんでした。
振り返ってみたときにこんな旦那嫌だ 会わなかったら結婚も同居もなかったのにと思った事があります。
でもこの旦那に会わなかったら今の子供はいないという事です。
今の子供は私にとっては宝です。やっぱり旦那に会ってこの子を産めてよかったと思います。
でも今は
その旦那は子供が6歳の時に亡くなりました。私が耐えられない日々想像していた夢は子供と二人で暮らす事でした。
それが6年で叶いました。
もちろん生活は大変でした。子供も色々ありましたが、なんとかここまで来れました。
今は3年ほど前に再婚しその旦那は単身赴任で今は子供と二人です。
今はとっても幸せです。
まとめ
今回は結婚と同時に同居した時のことを書きました。決して農家の家が悪いと言ってるのではありません。
そこの所はわかってほしいです。
同居すると食事のこと、お金のこと、どうするか旦那さんが間に入って話し合いがあった方がいいと思いました。
子供のことを見てもらえるという利点もあります。そこは助かります。
新婚旅行から帰ってきて初めてみんなで食卓で食べるのは嫌でした。
今となっては思い出ですが夫婦は他人です。その親も他人です。やっぱり旦那さんが間を持ってしっかり奥さんをサポートしてあげてほしいと思います。
最後に
今の旦那がいないと今の子供はいないんだよ
これが一番言いたかった事です。
守護ナンバーアドバイザー ゆき
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